.hack//G.U. vol.2,3
08.30 (Thu)


個人的オススメ度:

オンラインRPGを舞台としたPS2ソフト。
最近シナリオクリアしたので3部作中2と3の感想をまとめて書こうと思います。
総合的には、甘いところはあるけど結構いいソフトだった・・という気がします。
vol.1に関しては前に感想を書いているんですが、結構ほめすぎ?(笑)な感想でしたが・・・さて、3まで終わってみての感想。
さすがに1の頃に感じたほどの輝きはあんまり感じなくなってしまいました。
オンラインRPGをオフライン環境でプレイする、パッケージゲームにブラウザやメールや掲示板があるという、独特の雰囲気に慣れすぎてしまったのかもしれません。
まあその慣れを引き起こしてしまった要因もゲーム側にないとはいえないと思いますけどね〜。
ともかく各論にいってみようか!
□総論
・引き続きトーナメントを中心とした展開でマンネリ
・映像演出が相変わらずエクセレント
・新フォームが加わってもバトルはややマンネリ
・ダンジョンもかなりマンネリ
・3クリア後イベントも豊富
・掲示板・メールなどが形式化し、遊びがない
・ミニゲームのカードはゆるい割りに面白い
・マンネリだらけなのにクリア後感はよい不思議
・ということはお話がよいということだと思う。
■映像
映像は毎度好感の持てる素晴らしい演出で、ほんとよかったと思います。背景も綺麗だし、表情もいいし。言うことなし。□社系に慣れきった人はこれを見るとちょっと世界が変わりますね。
■音楽
1に引き続き独特の世界観を形成していて大変よかったです。が、なんとなくやっぱり1の音楽が一番印象深い。たぶんそれはゲームの雰囲気が1のときに一番、完成していたというか、ハッキリしていたというか。まあその後はそれを意図的に破壊していっているんでしょうけどね。
■シナリオ
お話は引き続き、ミステリアスに展開して、それでいて分かりにくくもなく(これ大事)、ちゃんと結末に行き着いたな〜ってかんじで。特に言うこともなく問題なく、いいんじゃないかなと思いました。終わったときに、なんとなく納得できる。たしかに話は拡大しすぎて当初の目的からさりげなくずらされてしまった気はしますが・・それは主人公たちの心の変化を描いた作品なのでこういう結末でよしということにしておきます。
やっぱ分かりやすいことは大事ですよ! 結構分かりやすかったですよ! 説明がしっかりしているというか、プレイヤーを置いてきぼりにしない意思を感じますね。
それとはちょっと違うかもですが、目的についていちいちハセヲが心の中で確認するのは・・イライラするところも無きにしも非ず(笑)
ただ、総論に書いたとおり、なぜかトーナメントを中心にシナリオの大部分が展開する構成は、いい加減3作もやられたらかなりうんざり。トーナメント部分を省けばすごくよかったと思いますね〜でも省いたらこの3部作・・1本か2本で終わってますね〜(笑)
そういうモチベーションが下がる部分でプレイし続けるのが辛い時期がありましたが・・でも最後までやってみると、まあよかったかな〜って許せちゃう。
ゲーム内でちゃんと完結しているし、疑問点も残らない点はよかったと思います。が、さらにメディアミックスでいろいろやってたので、ゲーム以外からさらに複層的な設定も垣間見れるようですね。
わたしは前作をプレイしていないのでその関係はあんまりよくわかんないんですけど、わかんなくても十分面白かったし、わかればきっともっと面白いことでしょう。
■システム
vol.1の感想で書いたとおり、オフライン環境で遊べるゲームなのにオンラインゲームを舞台にしており、OSとかメールソフトとかがあって、掲示板を見たりニュースを見たりといったことができちゃうあたり、とても面白かったんです。まるでほんとに仮想体験。
しかしこのシステム、実際ストーリーにはあんまり関係ないわけで(大体物語りはthe World中で展開するので)、容量的な問題かあるいは疲れたのか、2、3では順次ボリュームを減らされている感がありました。メールや掲示板に返信できるやつがすごく少なくなるし、ニュースの更新頻度も少なくなるし・・
アレが面白い、と思っていた私には、かなりガッカリ。いや、多くの人がガッカリにしたに違いない。
そういえばthe World内でもそういうある意味ストーリーと関係のない細かい演出は減らされていたかもしれません。プレゼントあげたときのセリフが声なしになってたもん!(泣)
そういうダウングレードがなかったら、神ゲーに近づいたかもしれません。
■バトルとフォーム
バトルはvol.2に入ってすぐに、なんかうんざりしてきました。エリアで敵が強いとほんとストレス感じるんですぁ。
甲殻系とか飛行系の敵は倒すのに下手すると倍も時間がかかる、しかし敵の配置頻度は変わりないし、それでいてエリアクリア後に評価が出るのでなんとなく全部倒さなきゃいけないかなという意識が働き・・。
そのうえ2以降、エリアやダンジョンが、長い!ところが出てきて・・倒しにくい敵のストレスにさらされながらさらに長い時間プレイしなければならないことに。
いや長いといってもひとつのイベント1時間くらいのものだと思うのですが、このゲームは基本的にバトルがシンプルかつボタン連打でサクサクってかんじだったので、サクサク行かないと逆にすごいストレスになるんですよね・・!
エリアの内容も、見た目の違うエリアが少々出てきたくらいで、仕掛けも単調で、他のRPGと比べてかなりお粗末です。もう、そこんとこは完全に捨てられているとしか思えません。でもまあ・・仕方ないかなーって諦めが付くのもなぜか不思議。あまりにも単調なのでわかりきった単純作業なところにある意味安心感があるのかもしれない。
このマンネリ状態をvol.3に登場の新しいフォーム(双銃)が打開してくれるかと思って期待してたんですが、使えるようになるのが3の後半。その頃にはもうレベル上げて楽勝で倒せるようにしてしまったのでありがたみも特に感じず。
双銃は飛んでる敵には確かに有効でしたが、レンゲキしにくくていまいち。このバトルシステムはレンゲキしてなんぼってかんじなので・・レンゲキだしにくいと盛り上がりに欠ける。操作的にも双剣のほうがやりがいがあると思いました。
■トーナメント
なぜかG.U.の大部分を占めてしまうトーナメント・・。
トーナメントのバトルは一応通常バトルと違って、さらに戦略的っぽいことがうたわれていましたが、実際そんなに違いを感じないというか、ゴリ押しで勝てる(笑) 苦戦しない。手に汗握らない。
もっと違いを明確に出せれば、ちょっとはマンネリにならずに済んだかもしれない。
■カードゲーム
放置系カードゲームという、なんかゆるいジャンルのトレカゲームみたいなのがvol.2以降プレイできるようになるんですが・・
基本的にそういうのどうでもいいなーな私なのに、不思議と楽しめました。ほんと、不思議。きっと放置系ってのがすごくよかったに違いない。
自分のデッキを組んだらほっとけば(ただし経過時間はゲームプレイ時間。ゲームの電源を落としてるときはカウントされない)対戦が行われてて次にログインしたときに勝敗数や順位変動が表示されるシステムなんですが、この拘束のなさがむしろ楽しかったに違いない。
あと・・メインシナリオで面倒くさいところだと現実逃避気味にデッキ構築をしたりするからね(笑)
こういうミニゲームの作り方はほんと他でも参考にしてもらいたいな。時間をそれだけに費やすことなく楽しめるゲーム内ゲーム。
ちなみにVol.3でバージョンアップしvol.2での順位がクリアされてしまうのはちょっと切なかった・・けど、すぐに復権します(笑) 強いカードがあれば大体なんとかなるもんのようです。
■仲間キャラクターとクリア後
キャラクターはvol.3後半で爆発的に増えてカバーのしようがなくなるのがいいような悪いような・・。まあ、好感度を上げやすいエリアなんかもあるようなのでそこんところは考えられているようです。
続編が出るまでのお遊びということで毎回クリア後イベントがちょっと整備されているようでしたが、vol.3クリア後は特に気が遠くなるようなクリア後イベントがあるようですね。
いや・・クリアしただけでもうバトルのマンネリに参ったので、これ以上やりたくなかったんでやりませんでした。
動画サイトでクリア後イベントのムービーだけ見ましたが、各キャラにイベントが用意されている細かさがいいなあと思いました。
単調ながらほぼ無限に生成されるエリアのおかげでクリアしてからも自由に遊べるツクリなのは、愛があっていいなと思う側面でもあります。
このゲームに愛着がわいたひとならクリア後も相当遊べそうですね。















