すばらしきこのせかい+The World Ends with You
08.07 (Thu)

個人的御薦め度:
(4/5)スクエニのDS用ソフト「すばらしきこのせかい」のアレンジサントラ+海外版の追加曲。
この作品のサウンドは シブヤをイメージしたファッショナブルなボーカル曲ばっかりという鮮烈な内容でしたが、このCDではそれらボーカル曲をかなりテイストを変えたアレンジで聞かせます。
個人的にはOSTのサウンドのほうが統一されたイメージがあって、収まりも良かったと思いますが、それを前提とした上でこれを聴くと、こういうアレンジもやらかせるわけ?!という面白さがあるとおもいます。
内容は、歌モノしかありません。
すでにOSTの時点でどの曲も、一個の歌として完成度の高いものばかりだったので、アレンジは単純に引き伸ばしたというものはほとんど無く、ガラッとテイストを変えたものが多かったです。
余りの驚きに笑いたくなる、こう来たのかー!というアレンジや、いかにも石元氏らしい・・熱いギターでロックなアレンジもあり。
OSTよりも石元カラーが出てるんじゃないかな、楽しんでやったんだろうなっていう感じがしました。
しかしテイスト・・つまり風味はがらりと変えてきたのが多いですが、構成はあまり手を加えてないかんじもします。
私としてはOSTを何度も聞いたせいか、違和感を感じる曲も多いのですが、試行としての面白さを楽しみたいかんじかな。
楽曲的収まりのよさは、ムリヤリアレンジしたこちらよりは、オリジナルのほうが当然良いと・・個人的には思います。
POPさについても、OSTのほうがティーンな感じが強くてとんがったオサレ感があると思います。
ゲーム音楽としての斬新さ、テーマやスタイルの新鮮さを感じるのは・・・・・やはりOSTかと。
というわけで、すばせかを聴いたことない方がどちらを買うか迷うんなら断然OSTをオススメします。
これはファンアイテムというかマニアアイテムというか。そういうもんだと思うんだが、俺的には。
OSTを聴きこんだ人が興味深く楽しむ。あるいはゲームもやってないOSTを聴いてない人がまっさらな気持ちで聞く。
そんな聞き方がいい・・んじゃないかなと個人的には。
いやまあ、デキはいいんです、この値段でこの内容は確実にお買い得!なんですけど、
OSTはもっとその上を行ってると思うんですよね。
それは音楽としての完成度以上に、あのスタイルが、ゲームとしてもゲーム音楽としても斬新だと思ったからです。
同時期にボーカルを多用した音楽で衝撃的だったペルソナ3とは またまったくちがった トゲトゲして 子供特有の奇妙でキーンな ブラックな世界なんですよね。まさに現代的。
そういうスタイルの斬新さを買ってる俺としては、OSTのほうが興味深いわけです。
ちなみに追加の新曲は割と印象薄かったです・・。今までの曲からそれほど突出したカラーがないというか。どうかな、まあ個人的にはそんな感じでした。
以下書きたいやつだけ各論
1.Twister-Original ver-
あ、私はゲームやってないんだけど、TwisterはやっぱOST聴いただけでも突出しているというか、異色というか、すごいなと思っていました。オリジナル(原曲)の歌声アレンジをOSTのTwister Remixの長さで聞かせてくれます。それでも2分くらいしかないけどね。でも価値はあると思う。
2.Calling -1960s-
・・・1960sって、どういうことだ?と思って聴いてみたら、 こ、こういうことかよおおお!?と いきなり笑わせてくれました。あのCallingの鋭いメロディに、ビートルズみたいなグループサウンドですよ。タンバリンですよ。驚かされた。なるほど面白い、でも・・・合ってるか?といわれればなんかい聴いてもマッチしていないと思うの俺だけですか?一緒に流れてる音なのに分裂して聞こえてる俺の耳には(笑)
3.Long Dream -1980s-
こっちは80年代サウンドってことなんですね。俺音楽には詳しくないからよくわかんないけどきいたことあるこういうのたしかに。という。こっちはCallingと違って、そんなに違和感なくまとまっていると思います。これはこれであり。かなり印象が違ってて、アレンジのおもしろさがありますね。
5.Make or Break -Black Box-
このCDの中では一番好きかな。テクノなアレンジ。だって俺テクノ好きだし。というわけで音楽のアレンジはすごくいいんですけど、ボーカルが、うーん?OSTだとサビにもっとドスを聞かせてたと思うんですけど、こちらは単なるダブリになってて、すごく軽くなってしまって迫力がダウンしてるのが残念でした。これで声にドスを聞かせてりゃあすごい鋭かったんじゃないかなあ。聴くたびちょっと残念です
9.ハイブリッド -New born-
イントロ聴いただけで、 CCFF7ですか。ってかんじの石元氏的男の哀愁系ギターソング。野生的な哀愁漂ってるんですよ(笑) もう、ほんと、CCFF7の挿入歌とかでも全然違和感ないです。もともとのテイストと比較するとかなり意外ですが、これはなにげにマッチしてるよね(笑)
10.Twister -That Power is Yet Unknown-
女の子がドスの聞いた声で吐き出すように歌ってます。がんばってます!ギターもドスを聞かせまくりのヘビーなヤツで。なんつーかメタルというか。こういうかんじも普通に合いますね。何気なく聴いてしまうんですが、よくギターを聴いてると、石元カラーバリバリですね。重たいギターの熱地獄みたいなかんじですよ。
11.Deja vu
こっからは海外版ですかね??新曲。サビのラストが印象的ですが、あとはあんまり・・・。大体すばせかは全体的にそうなんですが、歌ってるひとたちがお若いようで、ややこの歌は特に拙く聞こえる気がします。
12.Transformation
ノリのいい熱いロック調。実はすばせかにこういうのなかったですよね? これはふつうに向こうの歌手さんってかんじで発音もきれいだし歌も上手なかんじなので、ある意味印象に残らない。あんまりキレイにできてると流しちゃうもんじゃないですか。さして特徴的ではないということ。
とくに18.のTransformedアレンジが・・・岩崎氏のこの手のロックなソングを思い出させましたね。グレンラガンとか。思い起こさない!?
13.Three Minutes Clapping
???俺音楽そんな得意じゃないからどうしてもよくわかんないんだけど、リズムがなんかの曲とおなじ?Twister? 気になる・・(汗)
14.Twister -Gang-Mix-
ギャングが歌っている☆ ? ゴツイおっつぁんが歌ってるってかんじです。ほんものの発音はこんなんよ!ということが分かる。でもやっぱおんなのこのほうがいいなあー(笑)
16.OWARI-HAJIMARI
ほぼ英語なOWARI-HAJIMARI。これは・・・いいですね。いいです。俺的にはこっちのほうがすき。日本語よりも邪魔にならないしカッコイイし、OWARI-HAJIMARI HAJIMARI-HA-OWARIが引き立ってる。歌ってる人はおなじっぽい。
すばらしきこのせかい オリジナル・サウンドトラック

▲こちらがオリジナル版サウンドトラック。ティーンでトゲトゲしてストリートなせかいが全開!音楽だけでもすごいコンセプトデザインです。しかもこの値段とは・・。お得。
嫌いな人は嫌いなテイストです と断言できるほどに 特徴的なんで、万人向けではないですね。でもゲーマーとかゲーム音楽すきーは衝撃を受けると思うので、そういう人には是非聞いてもらいたい。














