[感想]XenobladeX Original Soundtrack



「XenobladeX」Original Soundtrack
作曲: 澤野 弘之



ちまたで人気の澤野さん。
澤野さんは私は、キルラキルで初めて聞いて、その印象が強いなあ。
まさかゼノまで担当されるとは思いませんでしたびっくりしました。

私、ゼノシリーズのなんだかんだで可愛さ余って憎さ百倍的な、悪態つきのモノリス信者みたいなというかそれそのものな、そんなファンだったんですが、ゼノブレイドのシナリオの甘ったるさにちょいとがっかりして、クロスまで追っかけるのはやめてしまいました(ハードを買いたくなかったのが一番だけど)…。
でも幸運にもサントラだけ聞かせてもらえた。ゲームの内容を知らないので、内容を深く理解できないけど、軽く感想を書こうかなと!

いろいろと、わかりにくいところのあるサントラなので、サントラだけだと、…うん、なかなか…






分かりにくい わかりにくすぎる


今日この日まで、このサントラについて他の人のレビューを見ていなかったのですが、アマゾンのレビュー見て…皆同じことを思ってたということに驚きました。

しかもどうやらこのサントラ…幾つかの曲がメドレーにして収録されているものがあるらしいですね。そ、それは…。
アニメのサントラならたまにある手法…澤野さんの他のサントラもそうなってたな…と思いますが、さすがにゲームサントラでそれをされたら…辛いな!と、思いました。
私はゲームをプレイしていないため、こういうものなのだろうと思って聞いていましたが(曲が長くてずいぶん展開的だと思うものもあったけど)…ゲームをプレイして、なにか聴きたい曲があって購入して、それが好きじゃない曲とメドレーになってたら、がっかりしただろうなと、想像に難くないです。
そういわれると、曲それぞれが分かりづらい気がしていたのは、複数の曲がくっついてたからだったのかもしれないですね。

プレイしていない私が思ってた「わかりにくさ」は、とにかくタイトルですね。タイトル…。澤野さんってきっと恥ずかしがり屋さんなんだなあ~って…勝手に思ってるんですが、あまりにもわかりにくいタイトルです…。
よく見ると、日付と意味ある単語がごちゃ混ぜになってるだけだったり、日本語と英語が混ざってるだけだったりとか、そんなに複雑でも無いみたいですけども、字面は…ひどいですね。好きな曲だったら、がっかりしちゃうだろうなと思います。それに、とても覚えにくいのです。

好きな曲って、意外と曲名を見るんだな、って、このサントラを聞いてはじめて気付かされました。おっ、これはいい曲…なんという曲だ?と思ってみると、記号みたいな名前だったとき……ううっ、がっかりしました…。大好きな曲なのにそれに合っていないへんてこりんなタイトルでがっかりするということも、サントラでは時にあるので仕方ないかもしれませんが、覚えられないほど分かりにくいタイトルというのは更に弊害があるようなきがします。
いや~しばらく経ったらこのがっかりした気分も落ち着いてきたんですけどね~、最初聞いた時は、もう、タイトルのせいで聞きたくないって気持ちになるくらいでした…私だけかもしれませんが。

ちなみに私、先日のファイアーエムブレム覚醒のサントラ、どうしても曲とタイトルが自分の中では一致しなくて嫌いになりそうだった曲とかは、もう、MP3のタイトルを修正しちゃいました。これは最後の手段だね。

音楽の内容以前にそういう弊害のあるサントラですね。



ゼノはWILDへ…?


聞いていて思ったのは、ゼノブレイドから、ゼノシリーズは方向性が変わってきたな~ってこと。

ゼノシリーズの音楽といえば光田さん…そしてあの哲学と宗教と凄惨な悲劇、それを超えていこうとする奇跡的な「生命」の物語…冷たく美しく神聖で抽象的…まさに軋んだ欠片…だったと、私は思ってるんですけども…。ゼノサーガは途中から梶浦さんが担当されましたがそれでも、エピソード3ではきちんと宗教的な表現があったなあと思ってました。

ゼノブレイドからは、もっとワイルドな生命の物語になったな~と思います。ゲームシステムがそうだったから、っていうことなのかもしれませんが、哲学以前にもっと「躍動する生命感」…という。このゼノブレイドクロス音楽からも、ワイルドな生命の鼓動を感じます。そこが悪いわけじゃないですよ、悪くはないけど、これがゼノと言われても、かつての私なら、んんん???だったなあ~っていう素直な感想です。

一方で、とってもメカメカしい音に彩られていますね。機械と人間…というのも、ゼノブレイドのテーマだったな。この作品はあくまで「ゼノブレイド」っていうタイトルが付いてるんだから、音楽も、世界観も、ゼノブレイドを継承していて、それは有機無機を含んだ「生命」の物語なのでしょうね。そういう音楽だなと感じます。

青々として生命に満ち溢れた躍動感と、禍々しいほど黒光りする鋼鉄の機構と。
全体的には、不穏で緊張感があって、きりきりとした威圧的な印象を受けるサントラでした。癒される曲はほとんどなかったな~。


各曲について 思ったこととか


【DISC1】
0rCH-SUITE “X”
no1=CODENAMEZ

めちゃくちゃやばそうな雰囲気出てる曲ですね。なにか超やばいことが起きてるとしか思えないですね。しかし、このオーケストラスイート…どういうふうにゲームで使われてるのか全然わからない。っていうか、このサントラほとんどどの曲もどう使われてるのかわからないです。この曲も壮大過ぎて。

no2=THEMEX
何度も聞いているうちに、ああ、これは本当に素晴らしいメロディだなあ~!って思うようになってきました。歌入りのほうを主に聞いてたんですが…歌の問題じゃないです、メロディの良さですね。澤野さんは、歌をつけるような印象的で力強いメロディを見事にBGMに落とし込んでくるひとだ、そこが特徴的で強く印象に残る理由だ思っていましたが、これもまさに。最初から歌として作ってるか、歌を想定して作ってるんだろうなあと、勝手に想像してるんだけど。
このメロディは切なげでありながら感動的ですね。それが澤野さんの太いブラスが目立つオケになるとすごく力強くて生命感が噴出してて、まさにワイルドライフってかんじですね。ワイルドライフとしか言いようが無い。鬱蒼と茂る森や、動物たちが疾走する草原に夕陽がおちていく。生き延びる、その生命の衝動に熱い血潮が巡るのだ、鼓動が打つのだ――ワイルドライフ

#12 Your Voice
とりあえず、ちゃんと読めるようにタイトルついてるっぽいやつは歌が付いているらしい、という法則はすぐ理解した(笑)ので、とりあえず歌ものだけ取り出して聞いてたんです。このサントラは通して聞くとかなり聞きづらいなと、正直思ったので。もしかすると、やはりメドレー構成のせいだったのかもしれませんね?
澤野さんの歌ものは、歌っている歌手さんがわりと共通しているのかもしれないけど、ん~…どうやら私、小林さんの声が合わないのかもしれません。キルラキルのときも、実は…そう思ってたんだった。Before my body is dry、大変印象的でかっこいい曲だったんだけど、何回聞いてもどうしても耳にしっくりこなかった…このサントラでも、なんかどうも…落ち着かない。

#13 Wir fliegen
これは面白い曲ですね。すごく特徴的で、忘れがたいです。アジアンな…かんじがします、メロディのせいなのかな? そこが、かなりお洒落な雰囲気を出してると思う。ゲームの曲という感じがしない、なにか…先進的な商品のCMに使われそうな、新しさとおしゃれさがあるな~と、思う曲です。っていうかこれもゲームでどう使われてるんだか全然想像できない。

#14 So nah, so fern
ナチュラルな感じで美しいメロディなのですが、どうも落ち着かない…と何回聞いても思う…


【DISC2】
#01 Black tar
ハイでかっこいい曲ですね、わたしこういうリズム好き

#02 z5m20i12r04a28
このへんのむちゃくちゃなタイトルをよく見るとどうやら作った日付2012/04/28とか…とmira/field/battle/eventなど…用途のタイトルを混ぜ込んでるっぽいですね。ひどい…読みにくすぎるです…文字化けにしか見えない、ように、している…あたりが、ひどい…です。最初見た時のショックはホントひどかったです。タイトルがこんななせいなのでしょうか、聞いていてもどうしても理解が進まず、内容も覚えられないし、印象に残らない。文字化けのような印象だけが残ってしまう…。遊んでいない私にはかなり聞きづらいです。曲もあんまりメロディアスじゃなくて、不気味なきしみに満ちた物が多いですね。それがしかもいくつか繋いである曲だったりするのかな、もうなにがなんだかわからない。

#07 By my side
や~さわやかな曲ですね。どういうゲームなんだ。爽やかすぎて。あ、でもけっこうゼノってオチが爽やかなんですよ毎回…爽やかすぎていつも、えっ…ってなるんですよ。いや、それはまあいいか。とっても爽やかなボーカル曲です。青春スポーツ物語って言われてもなっとくしちゃうんじゃないかとおもうような、清涼感にあふれた、青空のブルー…☆ ってかんじ。ゲームやってないからさ、かってにこれはもう学園スポーツものとかスポーツドリンクのCM曲とか、そういう感じで想像してしまおうかと今思いました。

#16 In the forest
これは私は歌がついていないほうが(コーラスのみのほうが)、壮大な感じがしていいな、と思う曲でした。若々しい男性ボーカルだと、あんまり壮大じゃないイメージになってしまいました。

#18 The way
これですね、この曲。1枚目で「テーマ」って書いてあったから、これがゼノブレイドクロスのテーマメロディなんでしょうね。感動しました。何度聞いてもいいメロディです…泣かせにきます! ただ、どうも発音が気になってしまう、なんか聞き取れて気になっちゃうんだよ…。それ以外は…とても好きです。このサントラで一番いい曲だ!と思っています。


【DISC3】
#01 The key we've lost
むちゃくちゃわかりにくい印象を感じてたんですが、これも繋いである曲だったんですね、納得しました…。

#02 N周L辺A
もう、タイトル…普通につけたらいいじゃんこれなんか…ほとんど意味ない…ような、気がします。ただたんに適当につけた、としか見えないのですが…。ネットで調べてたら『曲名に意味合いをなるべく持たせたくなくて。音楽から感じる想像力を制限したくないんです。』とのことだそうですが…あの、逆に、変な印象がつよすぎて、曲に対するイメージがへんちくりんにねじまがっちゃうのは私だけだろうか…(汗)

#03 N木ig木ht木L
言いたいことは分かりますよ、言いたいことは。タイトルね。タイトル。タイトルに対するツッコミかんそうにしかなっていない。

#07 fiKAIeldJOU
あ、綺麗だな、と思いました~音色がとっても綺麗です。

#09 MNN+@0・
なんかすごい和風。けっこうときどき和風な音色が使われていますよね…どういうゲームなんだ(何度目)。これは一周してちょっと聞いただけでも、気になる曲でした。

#11 46-:ri9
これ、あ、なんて綺麗なんだ…そして壮大…。孤独な地平に立って壮大な星空を見上げたときの自然との一体感…そんな神秘的な体験を感じさせます…    と思ってタイトル見た時にガッカリ感ぱねえっす。何言ってるのかわかりません、読めません。悲しいです。タイトル以外は、とても印象的で素敵な曲です!

#13 raTEoREkiSImeAra
ン、なんかどっかで聞いたような名前が混じってるな…。どういうふうにゼノブレイドとつながっているのか…?
っていうか、「ミラ」だの「白鯨」だのと、 どうも… …バテン・カイトスファンの私としては、気になるキーワードがいっぱいあってなんなの??!バテン3作れよ!バテン3!!って思わずに居られないんですよね。まさかこれがバテン3だったとか言わないでしょうね~。全部つながってんのよ、みたいなオチも無いとはいえない気がするのがこわいモノリスさん。


【DISC4 (BONUS DISC) 】
#1 PianoX1
#2 PianoX2
#3 PianoX3

とても綺麗なピアノアレンジばかりで、ここまでかなりハードな曲ばっかりだったのではじめてしっとりと潤って癒やされた気持ちになりましたよ。むしろ驚きを感じるほどに。これ、そんでボーナスディスクなの? むしろおすすめです。どれもいいけどX3は特に感動です。

#4 X-BT1
#5 X-BT2
#6 X-BT3
#7 X-BT4

ちゃんとまとまってて、サントラらしくて逆にほっとするこのへん。




これから、ゼノは、 どう、なっていくんだろうなあ



っていうか、バテン・カイトス3出しませんか?
サントラだけでも出しませんか?(笑)






「XenobladeX」Original Soundtrack
作曲: 澤野 弘之

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