[感想]自信を育てる心理学 「自己評価」入門 - ナサニエル・ブランデン



自信を育てる心理学 「自己評価」入門
著:ナサニエル・ブランデン



wikipediaの自尊心のページを読んでたら、すごく引用されてて、Amazonでみたら、評価も高いから買ってみました。
結果… もしかしてあれはステマ…だったのでは…などと思うくらい自分には合わない本でした。残念。





悲しい気持ちになった


ここまで合わない本も久しぶりかもしれないなあと思いました。結局最後まで読まずに諦めました。
そこで、もったいないから母に貸してみたんですが、母は「即座に眠くなる、頭に全く入ってこない」と諦めた様子…

私は、眠くなるとか意味がわからないということではなく、なんだか自信がつくどころか自信が無くなりそう…どうしても叱られているような気分になってしまいました。つまり、惨めな気持ちになるというか…。


自信のある人とない人の言動や行動が紹介されてて、あなたも自信のない人のこういう行動をしてるんじゃないですか?ってのが多かったです。なんかそこが、責められてる感じがするのかもしれません。

自信がある人はこういう「意識的な」行動をする。あなたも意識的な行動をしましょう。ってのが話の中心かと思います。
話としては、そのとおりだなと思います。たしかにその通り、意識的な行動をすれば自信につながると思う。また、自信のない人は実は利己・保身の目的で逃避行動によって自ら自尊心を食いつぶしているのだということも、そのとおりだと思う。全くその通りだと思いました。

でも、気持ちとしては、責められてる感じがして、自分の心に落ちてこないんですよね。
明快に理解できるが、納得はできない。というか。
この本を読んで、ああ、なるほどな、自信が湧いてきたぜ!というひとは、最初から自信がある人じゃないかと思いました(笑)

なんとなく、なんですけども、著者さんの共感が感じられないからかもしれません。同じく自信のなさと関係する強迫性障害についての本「不安でたまらない人たちへ」は、著者さんが患者さんを尊重し、尊敬さえする心が暖かく伝わってきて、読んでいて癒やされる気がしていましたが、こっちは著者から呆れられてるような気持ちを感じるんですよね…。私だけかもしれないけど、頑張って読もうとしたんだけどどうしても、辛くなって、やめてしまいました。

よくよく考えてみたんだけど、これは私には合わない本だったという結論で…
新品で買ってしまったので高かったんですけども、もう、いいや、買い叩かれても手放そ…。
いつか誰かの手に渡ってためになるかもしれないよな…と、思いました。
本を古本屋に売るのは抵抗ある私なのですが、これは、売ってもいいや…と思えた本でした。



内容についてもう少し


正直、前半しか読んでないんですけども「意識的に生きる」ということは重要なことなんだなと思いました。
確かに、意識的に生きる、これが自信を高める秘訣であり、究極の方法のように思います。
そのことはこの本のお陰で理解したわけではないけど、この本に書いて有ることもその通りだと思います。

また、噂に聞く「インナーチャイルド」(用語としては違う表現だったと思いますが)という概念をかなり重視しているなと思いました。インナーチャイルドと和解することで自信が湧いてくるというようなことが書いてありました。
私はこの「インナーチャイルド」ってのも、どうも、実感できないので、そこもあんまりピンとこなかった部分です。

エクササイズとしては、文章を完成させるという手法で、

私は○○○と思っています。
私は○○○が怖い。


みたいなかんじで、空白を埋める文章を完成させることで、自らの思考・行動を客観的に理解し、意識的なものに変えていこうというものです。
記入欄はありませんので、自分でノートに書いていく感じです。
でも、パラパラ見てった限り、書きたいと思う文がなかったなあ…。
なんか、書いたら辛くなりそう…としか思えなくて。
なんでなのかなあ。私が気分が憂鬱だったせいなのかもしれませんね。

でも、こういう本を手に取る人って当然自信がなくて、ちょっと困ってて憂鬱な気分になってる人じゃないですかね?
鬱気分が強い方には即座に実践できるような感じじゃないかもしれません。



私としては、
自分に自信が持てなくて悩んでて憂鬱、という方はこの本、一度試し読みしてから買うほうがいいと思います。




自信を育てる心理学 「自己評価」入門
著:ナサニエル・ブランデン

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