[感想]小椋佳全集(音楽のある風景)

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小椋佳全集(音楽のある風景)




こんにちは、小椋佳ファンのKMOKです。
ある日、父が、「新聞に載ってた小椋佳のベスト盤見たか!?」と興奮していたのです。
そのベスト盤がこちら。

BSでやってるCD通販番組「音楽のある風景」のセレクションによるベスト盤みたいです。
小椋佳さんのベストはたくさん出てるし(いくつか持ってるし)、これは5枚組+αで1万円超えとそんなに安くもない…大体テレビ通販系はなあ…と、苦言を呈そうと思ったところ、収録曲を見て、

こっ、これは!!
  分かっとる!!





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5枚組+提供曲のオリジナル歌唱の1枚。ブックレットはほぼ歌詞のみです。
シンプルなデザインでコレクション性は特に無いです。

が、シンプルでむしろ非常にいいデザインで感心しました。
小椋佳さんの世界観にぴったりな綺麗で純粋な感じの写真…! これほどシンプルで、何のひねりもないのに、すごくいい…なんて…すごいな…音楽のある風景さんなかなか凄えと思いました。

上の方の写真、シャボン玉の写真なんかほんとぴったりじゃないですか、小椋佳の儚い青春へのあこがれ感、子供への希望の感じにぴったりじゃないですか? 何のひねりもなくシンプルで、イメージを邪魔しない。別にアーティスティックでもないのだけど、そっとフィットしている。ん~分かってる。


収録曲について


曲目は、公式サイトで御覧ください。
しかし、ほんといいんですよー。膨大な小椋佳さんの曲の中から、ほんと、脂ののってたいい曲が網羅されてるんですよ。基本的にはシングルが中心のようですけども、微妙にマイナーな曲とか、枚数の少ないベストでは入らないような曲も入ってるんですよね。

うちの父は、「誰でもいいから」とか、「屋根のない車」とかが入ってて喜んでいました。たしかに、「誰でもいいから」は超名曲だよね…男泣きに泣けてしまう曲ですよ!あと、「春なんだなあ」とか「君の肩越しに」あたりも好きなようだったんで、そのへんもしっかり入ってます。
うちの母が好きな「くぐりぬけた花水木」も入ってた。私も好きです。

私は、「グレープジュース飲んだ」が入ってて歓喜!!「野ざらしの駐車場」とか「モク拾いは海へ」とか「飛べない蝙蝠」などの熱い傑作はもちろん、「公園へ来て」とか「西の空だけが」などのマイナーな感じの曲も入ってるし、「海辺の恋」、「名もない魚」などの逸品も入ってるし、「ほんの二つで死んでゆく」や「あいつが死んだ」などの衝撃的な曲も入ってる…「紫のドレス」や「あなたが美しいのは」が入ってるのもいい!!満足満足です!!


これは好きな曲がたくさん入ってる、ほとんど文句なくどの曲もスキップせずに聴いていける、ほんとに完成度の高いBOXでした。5枚ってのはちょうどいいサイズで、よく、美味しいところを揃えてきてくれてるって感じがします。
持ってないけど、「小椋佳大全集」は14枚組と膨大すぎ、そこまで行ったらもう聴くのが大変そうだし、2~3枚組の普通のベスト盤ではあの曲が入ってない!が多くなりすぎると思うのですよね。

ちなみに、最近の曲が殆ど入っていませんね。ここが、実際ファンからすると、なんというか…分かってる、っていうポイントなのではないかと、申し訳ないながら。



オマケの提供曲本人歌唱CD


小椋佳の歌ベストのほか、小椋佳が提供した有名な曲の本人歌唱(オリジナル版)が入ったCDがついてます。
美空ひばりの愛燦燦とか、布施明のシクラメンのかほりとか入っています。
私、その時代の人間ではないので、小椋佳バージョンしか聴いたこと無いのが結構多くてですね…むしろかなり興味深く楽しめました。あ~こういう感じだったのか~って。

特に、美空ひばりの「函館山から」は、ズシンと来ました。最近、テレビで他の歌手さんが歌っているのを聴いてましたが、ん~あんまりいい歌じゃないな~なんか複雑でパンチが弱い。演歌や歌謡曲にしては繊細すぎ、弱すぎる。小椋佳は、さわやかだけど、複雑で繊細すぎてダメな時あるよね…と思ってたんですよね…。でも、美空ひばりさんの歌唱で聴くと、ガアアアーーン!!なんちゅうこった、まるで別の歌のように…濃厚で悲しく、海が青く冷たく、なんと美しい…。改めて美空ひばりさんの歌唱力っていうか、感情のこもった歌声、しみじみした悲しみにショックを受けました。

逆に石川さゆりさんの「心の酒」は、んんん~~~?? ピンとこんなあ~…が正直なところでした…。この歌そのものを初めて聴きました。本編でも、この曲、最後の最後にはみ出したかのように入ってて、無理やり入れたのかな?と思ったんですが…。

布施明さんの「シクラメンのかほり」も実はオリジナルを初めて聴きました…若いっ! 堀内孝雄さんの「愛しき日々」も、若いっ!このころはクセが(あんまり)ないなあ!とか、面白かったです。あと、梅沢富美男さんの「夢芝居」もね、初めて聴きました。あ~こういう感じかあ!声がイケメン! アレンジはやっぱりこのオリジナル版の艶やかなのが最高っすね。

にしても、研ナオコさんの「泣かせて」は、がかってる…よね…。もう、ため息しか出ない。なんて素晴らしいんだろう。この歌は、小椋佳さんが歌うより研ナオコさんですよね。美しすぎて悲しすぎる…もう、最高です、研ナオコさん最高です…。小椋佳さんだと、ちょっと爽やかすぎて、ほんとの女らしい味わいが足りないんですけども、研ナオコさんだと、完璧! いや、完璧以上…。っていうかもう泣き出しそうなあの出だしだけでも、感動してしまいます! 研ナオコさんの歌も実はあんまり聞いたことなくて、ん~改めて聴いてみたいと思えてきました。


みんなどの歌が好きなのでしょう


私は小椋佳世代ではないんで…というか、私が生まれる前の歌がたくさんあるもんで、まだ聞いたこと無かったけど有名な名曲もたくさん入っててかなり楽しめました。
「この空の青さは」、ダラダダ~!ダラダダ~!広々として爽やかで、熱い、素晴らしい歌ですね><
一曲ずつ感想を書きたいくらい、どの曲もいいのですが、さすがに大変だからやめておきます。

また、今回、入ってなくて、ちょっと残念だった…という曲もあります。「美しい暮らし」が入ってない…。「いつの日か旅する者よ」も入ってないですね、それから個人的には「夢追い人とだまされ屋」とか「暇つぶし以上に」も…。なんて言ってると際限ありませんけどね。

いや~、思い入れのある曲はみんなきっとそれぞれですよね。
ほんとに、小椋佳の究極ベストって作るの大変だと思います!!名曲ばっかりで。

みなさんは、どの曲が好きですか。家族で、小椋佳の最高の曲はなんだろうね?って話になったりするんだけど、けっきょく一曲には絞れないのですよね…全然絞れないよね。
だけど、母と悩んだ結果、ん~ やっぱ総合的には「俺たちの旅」かなあ!!?って話になる。
私は「想い出してください」もかなり…熱く!推したい!!けど、ちょっと小品って感じがするかもしれないし、やっぱり客観的かつ総合的に、これを聴けと一曲だけ押し上げるならやっぱり「俺たちの旅」かもしれない…。あ、でも、オリジナルは中村雅俊さんなのか…よく知らないんですよね…ドラマも見たこと無いし…。

あるいは…小椋佳の究極のエッセンスが結晶化しているのは、「さらば青春」でしょうか。
「さらば青春」には小椋佳の世界のすべてが凝縮していると思うんですよね!

んんんん~~~!!考えるほど迷っていく…



ところで「グレープジュース飲んだ」は…、怪作だと思うんです。
調べたら、小椋佳さんが作詞も作曲もしてないんですよねこれは(作詞:塚原将、作曲:星勝)。だから非常に異質な感じがして、そこがひっそりと、しんしんと、不気味なほど美しく、心に刺さってくるのかもしれない…。実に、ヤバイ のであります。
ぼんやりとして暗い恋の憧れがうっすら滲んでる危うい歌詞、アンニュイで妖しい音楽、そして小椋佳の澄んだ儚い歌声…
実に、異質… 透明だが、どこか奇妙な紫色の、グレープジュうスう~~…
あああああーー!! この曲が入ってるってだけで、このベスト盤…
やるな!! ( ´皿`)bグッ!

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