[感想]The Epic of Zektbach -Ristaccia-

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The Epic of Zektbach -Ristaccia-
コンポーザ:Zektbach

個人的オススメ度:rating_48.gif(4/5)



ビーマニシリーズとかpop'nシリーズに楽曲提供しているアーティストZektbachさんのシリーズ曲アルバムだそうです。
KONAMIの音ゲー関係に楽曲提供をしているらしいんですが、それが繋がって一大叙事詩になっているとかなんとかそういうかんじだそうです。私も詳しく知らないのですが、創作スタイルはなんとなくサンホラぽいかんじなのかなと思いました。

ご厚意で友人Uさまに貸していただいたので感想を!
総合的には質の高いゲーム音楽てかんじでいいと思いました。



概略


前述の通り、ビーマニやpop'nに提供しているアーティストさんのアルバムということですが、書き下ろし曲を加えて、一本の叙事詩を描く音楽としてのCDになっているらしいです。そしてまだまだ続くっぽい?のだろうか・・・?
あまぞnでは売ってないらしいのですね、今のところkonamiの直販ストアだけみたいです。
通常版と豪華版があって、豪華版にはこの音で奏でられる叙事詩の世界観・ストーリー解説ブックレットがついているみたいです。
と言うとなんとなく、一体どういう創作物なのかイメージが付きますよね・・・。一本のストーリーのためのサントラみたいなかんじだということなんでしょう。

内容の傾向


で、中身ですが、ダークファンタジー系なかんじで、バロックな派手な曲とかが目玉です。
バロック×オケ×トランス×ヴォーカル(声楽)といった濃い系で・・・(ボーカル入っていない曲も多い)
一部はシンセですが、声を使ったりしている曲はかなり豪華に聞こえています。質は高いと思います。後半はフルオケの交響楽風ということで、豪華です。

物語×濃い音楽 っていうと 人気のSoundHorizonを思い起こさずにいられません。
実際聞いた感じもやっぱりイメージ的に似てるかな、と思うんですが、
あれとくらべるともっと、こちらのほうがゲームのサントラぽい。また、曲的にもあれほど胡散臭くない(笑) もっと正統派と言うか。バロック風で統一されている感じ。

曲によってはとてもゲームだなあってかんじがするのが、こちらの特徴かな。
こういう音楽の一本のRPGがある、と考えるとなんとなく聴きやすい。

そう、一本のストーリーに対する音楽だと言っているけど、音楽だけ聴いた感じとしてはそのストーリー性はちょっとわからないというか、分散した感じがします。
この方の創作をフルに楽しむならやはりブックレット付き豪華版を買ったほうがいいんでしょう。だったら全部ブックレットつきにしたらいいのにねえ。最近 なんでもかんでも豪華版とかってやり口が汚いよ・・! コアなファンの人数を見るのにも便利ってことかな。


話はそれたけど、公式サイトで確か試聴もあったと思いますので、せっかくならどんなかんじのアーティストなのかを把握しておくのもいいかと。
なかなかイイカンジだとは思うので、サントラスキーなら あまぞnとかでもメジャーに売り出すようになったら買ってみてはどうでしょう。


各曲感想


新曲表記のあるものは基本的にシンセでインスト。ゲームっぽい雰囲気がします。
音ゲーで使われた曲はフルバージョンなんでしょう、大体4分台。それ以外は2分台。
後半5曲がオーケストラアレンジ。

Ark Ouroboros永遠の方舟 新曲

fragmentはじまりの欠片 Zektbach Official Site

Overture -Ristaccia-序曲~リスタチア~ beatmania IIDX 15 DJ TROOPERS

ハデなオケ×トランス×オペラ風の曲。ビーマニって言われるとなるほどなっとく。ビーマニはこういうかんじなんですね。

Aria te'Laria メインテーマ~アリア・テ・ラリア~ 新曲
とってもRPGな雰囲気★ 隊列組んで行く行進曲ってかんじでありながらなんかカワイイ雰囲気の音です。割とダークなこのCDにおいて、メインテーマの割にはちょっとほのぼのしすぎて浮いてる気がします。

Shamshir Danceシャムシールの舞 pop'n music 14 FEVER!

Rufina叡智永劫 新曲

ZETA素数の世界と超越者 pop'n music 15 ADVENTURE

清涼感のある女性ヴォーカルと静かなリズム系で、なるほどこれがpop'nかみたいな。(そればっかだな) 綺麗系なのにリズミカルで聴きやすい曲。

Holy Kingdom of Noigllado傀儡の王国 新曲

Blind Justiceそれぞれの正義 beatmania IIDX 14 GOLD

曲名どおりに悲壮な雰囲気漂う曲。澄んだ女性ヴォーカル×壮絶バロックってかんじ。ノリがよくて耳なじみがよい。いいかんじなんですが個人的には終わり方がもう1ループあったほうがとか思ったりした。

The Abandoned Island見捨てられた楽園 Zektbach Official Site
インストですが、波の音とかもめの声がアイランド、ピアノが寂しくて見捨てられた感じが、とてもタイトルと相まってイメージがわく 印象的な曲。

Apocalypse罪狩りの聖女 beatmania IIDX 13 DistorteD
イントロがしっとりとして長いんですが、それはイントロにすぎず、途中からのばりばりトランスが本編ってかんじだとおもいます。ダークバロックハイテンションなのは好きだけど、トランス風なのは個人的に大いに好かないので一部気に食わない。でもメロディは覚えやすいし、展開もドラマチックだし、ウィスパーするかんじがとてもカッコイイ。女性ヴォーカルの歌い方が特徴的だけど、悪くはないです。

Turii ~Panta rhei~ トゥーリと星の民 beatmania IIDX 16 EMPRESS
明らかに志方あきこさんだな、と思いましたがそうですよね?? おたkに絶大な人気を誇る多彩な歌声と多重録音のアーティスト志方さん。この方が歌うとなんだかもうどれもこれも志方風ってかんじで、zecktbachさんというよりも志方さん・・って感じがしてしまいますけど、実はメロディの馴染みやすさがzecktbachさんの特徴かもと今思った。 間奏などはケルト風。でもあっという間に終わっちゃう短い印象。

L'erisia(Primary Logic)赤き天使 新曲
バロック×ロック×テクノ風味・・かな。なかなか華麗です。が、リズムよりは旋律。そうか、この方の曲は基本的に旋律なんですね。

Nyoah's Sword Dance 華麗なるニョアの剣舞 新曲
複雑なピアノジャズ風?シンセ(だと思う)のは残念

Ouverture de Ristaccia, presto agitato オーケストレーションバージョン
『交響組曲リスタチア』より
Danza de Shamshir, à la turque オーケストレーションバージョン
『交響組曲リスタチア』より
ZETA, la chanson オーケストレーションバージョン
『交響組曲リスタチア』より
Blind Justice, le concerto オーケストレーションバージョン
『交響組曲リスタチア』より
Apocalypse, avec orgue オーケストレーションバージョン
『交響組曲リスタチア』より

いずれも、ここまでの収録代表曲のオケアレンジバージョン。ヴォーカルは合唱風になっています。
結構ハデに再構成しており、原曲とはかなり違ったイメージで聞かせています。交響組曲とまで言ってしまえるくらい、オーケストラを活かしたシンフォニックなアレンジで、これはこれでなんか別のCDにしたほうがマジメに聞けたかもしれないってくらい、力が入っていると思います。ドラクエを思い出したりする。
良くも悪くもなんとなくBGMに聞けるような感じじゃないので、マジメに聞ける環境でじっくり聞くのがいいかも。



まだあまぞんで売ってないのがネックですが、力の入っているアルバムだと思うので、こういう感じの曲がお好きなら買っても損ではないかとおもいます。
zecktbachさんの今後の展開も、期待できそうなところですね。
以上、感想でしたっ

zektbach.png
The Epic of Zektbach -Ristaccia-
コンポーザ:Zektbach

個人的オススメ度:rating_48.gif(4/5)

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