[感想]17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義

439333265217歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義
松岡 正剛
春秋社 2006-12-25

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日本文化研究家でもある松岡正剛氏による、人文史の大学講義を本にまとめたもの。
近代前くらいまでの内容を、世界史日本史縦横にからめて分かりやすくお話している内容です。
タイトルにあるとおり文化史を中心にしていますが、近代以前については宗教を含めた文化こそ歴史を動かしてきたものなんだなあということも感じられます。だから人文史とかカテゴライズせずに歴史の本だと思って読んでよいとおもいます。







歴史が分からなかった人にオススメ


私ははっきりいって歴史がさっぱりです。日本史も世界史も歴史に興味を抱けないままで、授業もテストの分の短期記憶しかしてなかったのでサッパリだったんですが、この本を読んだら、おおおおそうだったのかああ!!っていろいろなりました(笑)
私みたいに歴史ってちっとも分からんつまらん!な方も、どうぞこの機にこの本を読んでみていただきたいです。

松岡正剛さんは 博覧強記と名高い知識人で、この本を読んでいてもほんと洋の東西、時の新旧かかわらず色んなものを繋げてくれます。そして文化に対する執着や愛着が滲み出ていて、それがまた分かりやすくなる理由かと思います。
身近にあるものや、名前だけ知っていたというものが、なるほど納得につながります! バラバラだったものがつながります。歴史というストーリーが感じられてきます。


読みやすいです


大学生に向けての講義なので、あまり難しいことを言わずにお話しており、かなり読みやすいです。せいごーさんの本としても大変読みやすい部類かと思います(まだそんなにたくさん読んでないんですが)。
ちなみに17歳には難しいかも・・というレビューも多く、私もさすがに17歳にはちょっと難しいと・・思うことは思うんですが、このくらいのことをぜひ17歳の時には興味を持って知っていてほしいという著者の願いもこめられてるみたいです。だから、大人でも是非読むといいと思います・・!やはり大学生くらいからがオススメかな。

ちなみにこの本を母に薦めてみたところ さくさくっと読んで、母もせいごーさんのファンになってしまったようです(笑)


近現代は続編になってます


なおこの本は、古代~ルネサンス・バロックまででお話が終わっており、近代~現代を取り扱っている続編が出ています。
続編「誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義」のほうは、かなりレベルアップしていて難しくなっています・・。色んな物事を知ってる前提で書いてあり、私のようにもともと歴史が分からん・・な人には 結構大変です・・・ちなみに今読んでる途中です・・。

4393332717誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義
松岡 正剛
春秋社 2007-12-20

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近現代はまさに現在に直結している歴史だから解釈なども曖昧だったりする部分が多く、噛み切れないままで話も進んでる感があります。また、一部の解釈が間違っているなどの指摘も多く受けているようです。
・・・そうかんがえると歴史も含めて、社会って、難しいよね。ほんとは誤解や嘘や推測が絡まってできてるんだよね・・・
そんなことを思うこの頃です。


学校はもっと面白く歴史を教えてくれ!


それにしても現在の学校の 歴史含め社会科の教育については常々非常に疑問です!!思いません?!
せいごーさんのようにやれと言っても無理かもしれませんが、このように世界の横のつながりを見ながら歴史を知る方法こそ重要だと思ってやみません!
くっそーあんなつまらない授業のおかげで未だに歴史がサッパリだわ!という方は、是非その腹いせにこの本を読んでみてください(笑) ちょっと分かった気になれて、痛快な気分が味わえますよ!
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コメント

これは、おもしろそうですね。

歴史はきらいではありませんが、
最近じっくり本を読むことも少なくなりました。

たまには、こうした本をじっくり読みたいです。
仕事がひと段落したら、
チャレンジしてみようかな。

2010/07/03 (Sat) 20:06 | こっこ #- | URL | 編集
Re: タイトルなし

いつもコメントありがとうございます!

読みやすくて面白い本でしたよ~
歴史に詳しい人にはどうかわかりませんが
私はほんと歴史さっぱりなんで、目から鱗が落ちまくりました☆

最近私はこの著者のファン気味なんですが、
ぜひ機会があれば読んでいただきたいです!
結構分厚いので確かに、ちょっとじっくり読む感じかもしれません。

2010/07/05 (Mon) 11:08 | KMOK #WlAMjTRI | URL | 編集

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