[感想]ベスト・バッハ100

B000MQ50Y8ベスト・バッハ100
オムニバス(クラシック) プレガルディエン(クリストフ) アージェンタ(ナンシー) クルック(ハワード) クーイ(ピーター) トマス(デイヴィッド) マティス(エディト) 南ドイツ・マドリガル合唱団 パトリアシュ(キャサリン) ブレット(チャールズ) タヴァナー・クワイア
EMIミュージックジャパン 2007-03-20

by G-Tools



特に説明不要なほどにバッハ様です。
バッハ様の有名な曲が100曲入っている6枚組。

バッハの曲は現代においても色々なところで使われていますよね
ちゃんと聴いたことなかった私ですが
バッハの曲はほんとに心にすっと染みてくるなと思っていて
いつかちゃんと聞かねば!と思っていたので、思い切って購入しました。


結果、やっぱバッハ様はサイコーだな!!!と思いましたホントに。

なぜかは私にはわからないけど、とにかく癒されるんだよ!
ベートーヴェンやチャイコフスキーを聴いても感じない清らかな癒やしを感じる。
最近はめっきりこのCDを聴いて癒やされまくっています。

みなさんもぜひバッハ様を聴いて下さい!






クラシックとバッハ様


私はそれほどクラシックを聴く方ではないのですが、割りと子供の頃から音楽は好きだったので、クラシックの有名な作曲家というのはすごいものだから聴いておこうと思ってベートーヴェンとかチャイコフスキーは少し聴きました。
まあとにかくベートーヴェンとかちょっとは聴いたけど、有名な交響曲は長大でイメージの把握が難しくて疲れる印象だった。好きな部分はあるけども、疲れる部分が多い。チャイコフスキーはベスト盤を持っていて、聞きやすかったけど。 私が一番好きなクラシック曲は今もエルガーの威風堂々第1番です。これはなぜかって言うと…とか書いているとますます話がそれるからいつか書こう。
何がいいたいかって言うと、クラシックは有名でも聞きにくい曲が多いと思う。

しかしこのバッハのベスト盤は、とーっても聴きやすい。

いくらでも聞いていられそうなほど癒やされる~
特に読書にピッタリだ~
いつ聴いても優雅な気分にさせてくれる
イライラしててもとても癒やされて心地よくなる
それでいて鼻につかない。


私はどうもモーツァルトが好きではないんです、どーも華やかすぎて鼻について、どうしても好きになれない。モーツァルトといえば世に名高い、最高の癒やしクラシックとも言われているのにどうしてもそう感じない。趣味の問題かもしれません。
それに比べてバッハ様ときたら!!

モーツァルト胎教とかじゃなくて
『バッハ胎教』したほうがいいって!


と思う、熱烈に思うのです。
全力で推します。


なぜなのですかバッハ様


バッハ様だとなぜにこれほど癒やされるのか、気持ちよく聞けるのか…
私にはその理由がよくわからない。
こんなに違いが感じられるということは、
バッハ様の特徴である対位法ってやつがそうさせるのだろうか…
と思ってるんだけどどうなんでしょうね。
やたらと鳴りすぎないシンプルな音、優しい音色(特にチェンバロの音がたまらない)、優雅な旋律…
難しいことは分からないが、とにかく思い切って買ってよかったなあ~

すでに平均すると 6枚組を20周ほどしている感じですが、全然飽きないし、いつでもリラックスしたいときはかけています。



好きな曲とか言おうとしたが


曲数がね…多すぎて100曲…。しかもタイトル見てもなかなか あの曲 というのがピンと来ない…。
最初に言っておくが! 全 部 い い です。
ちょっと気になるものとかだけ以下

ディスク:1
5. ミサロ曲ロ短調 BWV232 合唱「いと高きところにホザンナ」
ホ・サ・ナ・ホ・サ・ナ♪って楽しそうな曲。美しい栄光と荘厳にあふれたバッハの宗教音楽は、難しいことを考えずにただひたすら、ハレルヤ・ホサナ、キリスト教のまごころに満たされているように感じます。私はキリスト教徒ではないけど、キリスト教の最上の信仰は心底から疑いなく喜びに満ちて「神を讃える」ことなのだろう、と、なんとなく思っている。最上の天使である熾天使は絶えず神をたたえ続けているというのを知って、それが信仰の最高の粋なんだなと思った。心底から全身全霊で神を讃えることは誠実な感謝や懺悔よりも曇り無く輝かしい。そういうものがバッハ様の音楽から感じる、面倒な理屈も卑屈もない、これがセラフィムの歌なのか。

6. カンタータ 第147番 「心と口と行いと生きざまもて」 BWV147 コラール「イエスは変わりなきわが喜び」
有名な「主よ、人の望みの喜びよ」ですね。昔むかし大昔…初めて買ってもらったPCに入っていた?ルネサンスの絵を紹介するアプリケーションか何かでBGMに採用されていた気がする。なんか遠い印象に残っている曲です。とにかく優雅で朗らかな印象が今も強く残っています。歌だったことをむしろ知らなかった感じ。

17. カンタータ 第106番 「神の時こそいと良き時」 BWV106 ソナティーナ:モルト・アダージョ
優しい鳥が鳴くような笛の音に、果てしない安らぎを感じる。二本の笛の寄り添い合う音の優しい重なりが、凄く印象的なんだ。

ディスク:2
4.マタイ受難曲 BWV244 合唱「われらは涙を流してひざまづき」
広やかで美しい‥。神々しいこの旋律。やっぱり余計なことは言う必要はなさそうだ

6. 楽しき狩りこそわが悦び BWV208 アリア「羊は安らかに草を食み」
繰り返すイントロのメロディが猛烈に印象に残ってやばい。好きというわけじゃないけどなんかイラッとするほど印象に残るのは私だけでしょうか。明るい曲で、楽しげなソプラノもあっけらかんとしたタイトルも妙に印象に残ります

8. コラール 「いざ来ませ、異邦人の救い主」 BWV659
オルガンの厳粛な響きが、いかにも教会で聞いている気持にさせてくれます。素晴らしい曲です。

9. トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 トッカータ
10. トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 フーガ

あの~例のたいへん有名なアレですね、鼻から牛乳…。まったく誰だそんなあほな替え歌つけて。ところでこの曲はバッハの作ではないという説さえあって、もしくは初期の作というふうに考えられているそうですね。こんなに有名なのに。クラシックを全然知らない人さえ知っていそうなのに、初期の習作と言われるとは。不思議なものですよね、歴史や分析によって名作と言われるものと万人が親しむものが必ずしも一致しないことがあるっていうことは。それはともかく強烈な圧力を持ったオルガンの厳しい音色と旋律は特別な気分にさせてくれて、やはりこれはこれでいいですよね

ディスク:3
2. 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068 第2曲: アリア
世に名高いG線上のアリア。聞く前から名前だけは知ってた気がする。でもその名声に違わぬ 得も言われぬ美しい曲‥。特に何も言えません。人の情の動くところ、どんな光景にもこの美しい曲は寄り添うことができるんでしょうね

4. 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 第1楽章:ヴィヴァーチェ
出だしからっ厳しく優雅でツンとした表情がたまらない。なんかわからないけどたまらない。あれかな、ホームズ読みながら聞いてたせいか、彼のツンとした印象が残ったか、なんとも愛おしいこのツンツンしたかんじ。特定の音楽を繰り返し聴きながら特定の本を読み続けると、音楽と本のイメージが一体になって、なんとも面白い思い出が残りますよね。あの感じ好きです。

6. 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 第3楽章:アレグロ
そういえば私はヴァイオリンという楽器が、思ったよりも好きではないのです。ヴァイオリンのツンと澄ました気位の高い甲高い音色が、高慢に感じられてどうにも、世の中の多くの人が愛するようには受け入れられないところがあります。特に技巧的なソロに対してそういう感情を抱きます。何本も揃っているとあんまりそうも思わないんだけど。ところでこの2つのヴァイオリンのための協奏曲は、ソロのように目立って優雅に奏でられているけども、あんまり嫌な気持ちにならないな~。チェンバロの伴奏が和らげてくれるのか、2つが別の旋律で高め合っているせいなのか。
そんでこの曲を聞くとドラクエ思い出すところがあります(笑)ただそれだけ。懐かしい気持ちになる部分があります

7. 管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067 第2曲:ロンド~第3曲:サラバンド~第4曲:ブーレI&II
この曲(第2曲ロンド)もしょっぱなから超絶に印象的で忘れられません。やばいです。フガッ、てなります。でもタイトルが難しくて覚えられないなあ。ひっそりしてどっか妖しげな妖精たちの踊りのようだ。妖しげなところがなんともポイントだ。不思議な森のなかで踊っているんだ。 サラバンドはもっと落ち着いてきて、普通に聞けるかな。ブーレは勢いがまして活力に満ちている!結構気合い入ります

8. 管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067 第5曲:ポロネーズ~第6曲:メヌエット~第7曲:バディネリ
管弦楽組曲 第2番 ロ短調は全部すごい印象的です!!この中では、全部いいけど、第7曲バディネリがビリリときます。調べると、管弦楽組曲シリーズでは一番人気だそうですね。おお、バディネリは有名って書いてあった。そうなんだ~やっぱりすごい曲なんですね

12.チェンバロ協奏曲ヘ短調BWV1056 第1楽章アレグロ
へにょぉん~って やたら怪しげな短調の具合がなんとも言えず印象深いです。うーん あやしい!あやしいぞ!

14.チェンバロ協奏曲ヘ短調BWV1056 第3楽章プレスト
この調子で書いてるとまた書きすぎるな‥でもこの曲も印象的なんだもん。何度も聞いたせいなのか、バッハ様の曲はどれも印象的な気がします。

ディスク:4
1.ブランデンブルグ協奏曲第2番ヘ長調BWV1047第1章アレグロ
ブランデンブルグ協奏曲はやや朗らかまくりで私の気分にしっくりこない曲が多いです。でも印象には残りますね‥どうにも。

7. 4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065 第1楽章:アレグロ
8. 4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065 第2楽章:ラルゴ

チェンバロの音色って最高ですね!!めっちゃ好きです。昔我が家にキーボードがあり、いろんな音色が出せますよね、いろんな音色で遊んでいたけど、ハープシコードの音色は特に気に入っていたのかよく名前を覚えていたんです。繊細で透明感があり、やわらかすぎず硬すぎずに心地よい‥。チェンバロという楽器はピアノに押しやられて衰退したとのことですが、復興してほしい、絶大に復興してほしい。バッハ様を聞いてみんなもチェンバロの素晴らしさに癒やされてほしいです

15. ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050 第1楽章:アレグロ
なんとなく他(のバッハ様)で聞いたような旋律の気がするのだけど、気のせいかな。この曲のどこが好きなんだ私はと思って聞き直していたけど3分15秒過ぎのところからのチェンバロの進行がとてもとても好きなんだった。そこだけがすごい好きなのだ!

ディスク:5
1. 無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013 第1曲:アルマンド
無伴奏フルート‥すごいなあ‥。フルート一本で全然物足りない気持ちがしないこの頃の音楽は。

7. イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971 第3楽章:プレスト
最初から喜びに満ち溢れたチェンバロの和音が心を満足させてくれる!和音になるとチェンバロはなんとも重厚で、ウェハースのように歯ざわり心地よくザックザクだ!

9. 無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007 第1曲:プレリュード
有名な無伴奏チェロ組曲。いつも深く甘い色のブラウンの温もりを感じる。

ディスク:6
2. 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 第3曲:ロンド形式によるガヴォット~第4曲:メヌエットI&II~第5曲:ブーレ
とにかくかわいい!というイメージ。あどけない少女か小人や妖精のようなちょんちょんとたどたどしい最初の旋律。ラブリーだ!!心のやわらかなところを射抜く。

10. ゴルドベルク変奏曲 BWV988より アリア
別の癒し系クラシック集(幻想的な曲を集めた感じだった)のなかにこの曲が入っていて、なんとも固そうなタイトルが気になっていた。しかし曲は‥とっても繊細で柔らかくてしなやかで、二本の金線をゆるく優雅に編むようだ。このどこかたどたどしい優美さは、BGMには少しも向かない気がする、この曲を聞くとひたすらこの曲に神経を集中させてしまう。進んでいく編み物のように滑らかに繰り出されていく。グレン・グールドさんの演奏が伝説的に有名だそうですね。チラッとは聞いたけど、よくこちらを聴きこんでから、聴き比べて楽しみたいですが、ちらっと聞いた感じでは非常にリズミカルですね。後年の演奏では逆に非常にゆっくりなんですねえ。(こちらに聴き比べが→http://www.youtube.com/watch?v=fJ59eJXb29A)しかし‥ピアノよりもチェンバロのほうが好き‥と思ってしまうわたしでした




曲数が多すぎて、好きな曲を見落とした気がする。
でもまあ、とりあえずこれにて。
とにかくほとんど全部癒されるし好きです。
バッハ様さいこーう!!




B000MQ50Y8ベスト・バッハ100
オムニバス(クラシック) プレガルディエン(クリストフ) アージェンタ(ナンシー) クルック(ハワード) クーイ(ピーター) トマス(デイヴィッド) マティス(エディト) 南ドイツ・マドリガル合唱団 パトリアシュ(キャサリン) ブレット(チャールズ) タヴァナー・クワイア
EMIミュージックジャパン 2007-03-20

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コメント

確かにバッハは様々なところで使われていてますね。
以前、カリ○ストロの城、結婚式BGMがBWV590と知って驚いた記憶があります。
また、ボイジャーのゴールデンレコード掲載曲の一部にも選ばれています。
今もバッハの楽曲が宇宙を旅していると思うと…なかなかにロマンチック(笑)

信仰の確立、教義の流布と協会権威の維持を目的に
協会音楽の楽曲には畏敬の念を喚起させる要素が求められた為
その点が癒し、聴きやすいとの感想と繋がっているのかもしれません。

しかし、ご紹介リストの内、知らない曲が幾つも…楽曲数が膨大ですバッハさん…
まずはようつべあたりで検索してみようと考えていますが、どんな曲か楽しみです。

オルガン曲が好きで、聞く機会が多いのですがトッカータと…BWV565は
音の重なりと広がりの美しさに聞いていると内省的な気分にさせられます。

既にご承知かもしれませんが、ご紹介以外のオルガン有名曲を幾つかあげておきますね。
「幻想(大)フーガ」BWV542、「聖アン」BWV552、「小フーガ」BWV578
「パッサカリア」BWV582、「バビロン川のほとりで」BWV653 etc…

チェンバロの音色も良いですね…けれど実はピアノも好き(笑)なので
ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052を聞いたりしています…何となくお得感。

「妖星乱舞」「邪教の館」「Gothic Neclord 」「木彫パルティータ」等
上記ゲーム音楽に反応される方など、バッハを好きになる要素がある気がします。


ホームズも「冒険」の感想を新たに書き下ろされていますね。
以前はミステリーとして接していた為、キャラの洞察という別の視点から
新たに作品を追従できるのは大変参考になりますし、何より記事が楽しいです(笑)

また「バスカヴィル家の犬」感想にて角川版訳者さんの「萌え読みは…」を拝読しましたが
ふむふむ、なるほど、そうでしたか………確信犯だ(笑)

この度も長文失礼致しました。

2013/12/25 (Wed) 00:30 | パトラッシュ、僕はもう疲れたよ。 #Uh60rX9Y | URL | 編集
Re: タイトルなし

パトラッシュさん>

バッハ様は偉大ですね~。
学校でもベートーヴェンよりバッハ様をもっと教えてほしいな

> 信仰の確立、教義の流布と協会権威の維持を目的に
> 協会音楽の楽曲には畏敬の念を喚起させる要素が求められた為
> その点が癒し、聴きやすいとの感想と繋がっているのかもしれません。

そうですね、教養のある人の娯楽とかではなく
一般人が感動するように作られているんでしょうね!


> 既にご承知かもしれませんが、ご紹介以外のオルガン有名曲を幾つかあげておきますね。

バッハ様はあまり本格的に聞いたことがなくてこのCDを買ったので
これに入っていない曲は多分知りません。
近くのレンタル屋で 他のバッハ集を借りてみようかな~


> 「妖星乱舞」「邪教の館」「Gothic Neclord 」「木彫パルティータ」等
> 上記ゲーム音楽に反応される方など、バッハを好きになる要素がある気がします。

たしかに好きですね(笑)特に妖星乱舞は最高です☆ 植松さんのボス音楽の中でもやっぱり妖星乱舞最高、と最近思います


> 以前はミステリーとして接していた為、キャラの洞察という別の視点から
> 新たに作品を追従できるのは大変参考になりますし、何より記事が楽しいです(笑)

なんかもうある意味非常に残念な妄想状態に陥っていますが
そ、そう言っていただけて良かったです(汗)!
自分でもなんだか…呆れてきました


> また「バスカヴィル家の犬」感想にて角川版訳者さんの「萌え読みは…」を拝読しましたが
> ふむふむ、なるほど、そうでしたか………確信犯だ(笑)

まさかの…でしたね(笑) でも一応原文も提示していたので
原文に逸脱してるわけじゃないのよ!と…
とりあえず私はホームズ可愛いのでOK!です(笑)


いつもいろんな記事にコメント有難うございます!!

2013/12/25 (Wed) 09:19 | KMOK #WlAMjTRI | URL | 編集

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