[感想]スタートレックVI 未知の世界

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ついにTOSメンバーの映画版はコレで終わりじゃないか…
見終わりました






wikiで知ったところによると当初最終作となるはずだった5作目が駄目な感じだったから6作目を作ったと書いてあったけど、個人的には5作目で終わっても良かったな…と思うほど好みじゃない話だった。
まあ、クリンゴンとの外交的な問題の解決はその後のシリーズにたいへん大きな影響を与えたし、スタートレック内の歴史上においても偉大なる一歩だったというのはわかるので、彼らへの最後の勲章としては、いいネタだったと思うんですけども。
も、私はやっぱり未知の宇宙を旅して欲しいな~。
真の未知とは空間的なものではない、ということを仰りたいのはわかりますが、私は未知の文明との邂逅、そして宇宙で大冒険が好きだな~。これは既知の文明(それもクリンゴン文化色がいまいち活きてない)とのただの外交問題なだけじゃないか~…。やるならもっとクリンゴンらしい解決(つまり戦闘か、あるいはもっと民族的・宗教的な論争か)とかあったほうが面白かった。
てなわけで私はいつまでたっても、少年マンガ好きの馬鹿脳です。

特に嫌で仕方なかったのが、スポックたちの艦内での犯人探し! まあ、その、無重力とか血が飛ぶ映像はすごかったですけども、犯人探しはいただけない…。そんなことは地球で19世紀末にでもやっててくださいと言いたくなるのだよ! とはいっても結構TNGも犯人探し的な話は多かったような気もした…。それにしても相手がエイリアンとか特殊能力で隠れてるとかじゃない犯人探しはつまんない…と私の好みとしては思う。すっかり萎え萎えでした。
一方のカークとボーンズもどーせ助かるんだよな…という思いからあまり真剣にはなれず…でしたが、監獄惑星というデザインは夢があって(悪い夢だが)よかったです。変身能力のエイリアンもよかった。マドンナ的存在の裏切りはちょっと食傷だったけど。

というわけで、なんだか全体的にはちっともワクワクしなかった。ワクワクするはなしじゃないよね。だいたい。
ワクワクする部分があるとしたら、冒頭の、クリンゴンとの和平が実現するかもしれない…ってとこなのに、カークがあまりに大人げなくぶち壊しなのでワクワクしようがなかったです…まあ、息子を殺された彼としては許せないのはリアルで、仕方ないかな…って、カークのそういう人間味が見れたのは良かったですけどね…。あ、最近TOSを見ているので、あのカークが人の親だったり息子を殺されて怒ったりっていうのが、今思うと感慨…。エリートでありながら、ずっと少年のような船長だからなあ。


クリンゴンとシェイクスピア


シェイクスピアの引用云々は、読んだくせに全然あんまりぴんとこなくて自分がダメダメでしたが、シェイクスピアはクリンゴン語で読まなきゃ通じゃないみたいな台詞は、見ていて確かにウケました。おまけで収録されていたクリンゴン語でハムレット!というのはものすごかった、凄い興味深くてびっくりしました。むしろ映画よりこっちのほうがメイン…と思うレベルで面白かったです(笑) 私はハムレットの演劇をまだ見たことがないのですが、このクリンゴン語版(部分ですが)を見て、ほんとに台詞長いなー!!(汗)と思いました。長すぎてヤバイ…しかもクリンゴン語で覚えるなんて、ほんとにすごい…。
 それにしてもスタートレックのファンの人たちってほんとに熱いですね!こんなことまでしてしまうとは。たしかにたしかに、「ハムレット」の内容ってクリンゴンらしくない、そりゃ復讐なんて全然悩まないわな。 彼らがこれをどうとらえるのか興味深いですね。クリンゴンの書評投稿サイトとかあったらさ、どんなことになってるのか…(笑) 「生き恥晒しめ!」とかいっぱい書いてあるんだきっと。




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